経営改善が本当にできる税理士を選ぶポイントとは?
顧問税理士に依頼をして税務会計のアドバイスを受けている企業は数多くあるかと思います。しかし、経営者や先代の会社を継いだ社長のお悩みの一つとして「どこに相談をしても経営改善ができない」「顧問税理士に依頼をしているのに経営が改善しない」ということも多くあります。経営改善を税理士にお願いしたい場合に、どのようなポイントを押さえておけばよいのでしょうか。
■「攻め」の経営を支援することが出来る税理士かどうか
顧問税理士に依頼をすると経営改善が出来ると思われている方は少なくないかと思います。しかし、顧問税理士に依頼しても経営改善が出来ないという例は数多くあるのです。その理由としては2つ代表的な例を挙げることが出来ます。
① 税理士は経営改善の専門家ではない
経営改善の専門家といえば「税理士」というイメージを持たれている方も少なくないかと思われます。しかし、本来税理士は「経営改善の専門家」ではありません。税理士が業務を行っていく中で、多くの企業の実態を見ることになり、企業経営に関心のある税理士は知識を深め成功失敗の原因を知り、経営改善の方法を習得していきます。経営コンサルタントと同様に「企業経営をいかに改善していくか」ということに関して常に見識を深めている税理士のみが経営改善も的確に行うことが出来るのです。そのため、経営改善を税理士に期待する場合には、経営改善に関して興味を持って見識を深めている税理士を選ばなければならないのです。
② 独創的なアイデアを提供できていない
仮に顧問税理士を依頼していても経営改善がされない理由は「顧問税理士が成功事例のノウハウのみを提供している」「売上に対して踏み込まない」ということがあげられます。経営改善を図るために他社の成功事例のみをもとに経費削減にのみ目を向けている、他社がすでに行っているようなことだけを行っている、経営改善ではなく、現状維持を目的とした経営をしていては、いつまでたっても経営改善を行うことはできません。
経営課題を解決するには「売上」に目を向けることが必要になってきますが、この「売上」をあげて経営を改善していくには、他の競合他社の追撃を許さない「攻め」の独自の事業アイデアが必要になってきます。
自社が経営改善をしている間にも、競合他社は常に「攻め」の姿勢で独自の事業アイデアから新たな商品、サービスを展開していきます。そのため、経営改善を行っていくには、他社よりもより一層「攻め」の姿勢が大切になってくるのです。そして、この「攻め」の経営を支援することが出来る税理士に顧問を依頼することで、初めて経営改善を行うことが出来るのです。
■本当の経営改善は「攻め」の経営が最も大切
経営を根本から解決していくためには「なぜこのような経営状況になってしまったのか」、「今後の経営方針」などをヒアリングしていくことで「経営悪化の背景」を探し出すことはもちろんのこと、「今世の中でどのようなサービスが求められているのか」、「どのように独自の事業アイデアを展開して売上を上げていくか」が重要になります。
「誰に相談をしても経営改善が出来ない」という原因はどこにあるのかということを探っていくと、単純に「攻め」の経営が出来ていない、というシンプルな理由があります。それでは、「攻め」の経営とは一体どのような経営なのでしょうか。
① 時代に沿ったサービスを提供できているか
よく経営悪化をする会社では、常に変化するお客様のニーズに対応できていない商品、サービスを提供し続けているということがあげられます。例えば、長い間事業を続けている会社にありがちなことではありますが、一時期業績が伸びていた商品、サービスをそのまま提供し続けて、ブームが過ぎたタイミングで業績が一気に悪化することがあります。これは、時代に沿った商品、サービスが提供できていないからであり、現状維持もできない「衰退の経営」となってしまいます。
経営を悪化させない、伸ばしていくためには時代に沿った商品、サービスの提供が必要になってくるのです。
② 独創的な商品、サービスを提供できているか
次に「攻め」の経営をしていくためのポイントとしては「独創的な商品、サービスを提供できているか」ということです。当たり前のことですが、競合他社と同じような商品、サービス、価格で勝負をしても勝負に勝つことはできません。「価格競争以外の市場での優位性」が必ず必要になってきます。「市場の優位性」を出すためにはどのようなことが必要でしょうか。「市場の優位性」を出すためには「商品、サービスの価値」や「独自性」が必要です。いかに商品、サービスの質を高めていくかということなど市場と照らし合わせてどのような形で売上を伸ばしていくかということを考えていくことが大切なのです。
当事務所では競合他社に勝つためにはどのようなことをしていけばいいのか、何が足りないのかを導き出し、そして結果に残る形で売上改善をする、それが一番の強みです。
山本雅一税理士事務所では、京都市、宇治市、亀岡市、長岡京市を中心に税務や会計サポート、経営改善、税務調査の立ち合いなど事業者のみなさまをトータルサポートしております。まずはお気軽に当事務所までお問い合わせください。
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税理士紹介
税理士・山本 雅一(やまもと まさいち)
コミュニケーションを大切に経営者を支援します。
当事務所では、コンサルティング型事務所として、経営や売り上げの向上、資金繰り改善などのための支援をさせていただいております。
顧問税理士として、定期的に記帳や会計、申告業務を行うだけの型にはまった業務は当事務所では行いません。
企業の抱える経営課題や問題にたいして、地方公務員時代に培った豊富な法律に関する知識、税理士として多くの企業の経営問題解決を通して得た知識や経験などを活かした提案・アドバイスをさせていただきます。
経営者との対話やコミュニケーションを重視し、現状分析をしっかりと行い、売り上げを伸ばすための企業支援サービス提供を心がけています。
幅広い分野における対応力や、総合力の高さ、また何でも相談できる気さくさが持ち味の税理士です。企業や経営者にとって頼れるパートナーとなれれば幸いです。
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- 所属
- 近畿税理士会
事務所概要
事務所名 | 山本雅一税理士事務所 |
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代表者名 | 山本 雅一(やまもと まさいち) |
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